債権は株式と逆の動きをする。昔本で読んで知っていたのですが、本当の意味で理解していませんでした。ポートフォリオの10%~20%を債権ETFにしておく事で、暴落時に上昇した債権を売却して、下がった株式を購入するリバランスを行えます。その効果でリスクは低減するのにパフォーマンスは変わらないという効果が得られます。
嘘だろ!?と疑うほどの衝撃でした。自分も早速債権ETFをポートフォリオに組み入れようと思います。
資産運用の最適化とは?
債権ETFの効果を知ったYOUTUBE動画を貼っておきます。めちゃめちゃ勉強になりました。神回。
アセットのポイント
- ポートフォリオに債権を0%~20%組み入れると、株式だけのポートフォリオと比べてリスクは減るのにリターンはほとんど変わらない。
- 厳密な最大リターンは債権比率10%
- 債権比率20%以上だとリターンは低下し始める。
- NISAなどの制度も使うこと。
どの債権ETFが良いか?
債権 ETF | 名称 | 運営 会社 | 設定 | 銘柄 数 | 経費率 | 特徴 |
BND ☓ | バンガード トータル債券 市場ETF | バン ガード | 2007 4月 | 9719 | 0.04% | BBB債 14.7% 程含 |
AGG ☓ | iシェアーズ・ コア米国 総合債券 市場ETF | ブラック ロック | 2003 9ガツ | 9825 | 0.05% | BBB債 14.79% 程含 |
TLT △ | iシェアーズ 米国国債 20年超ETF | ブラック ロック | 2002 7月 | 36 | 0.15% | 残存期間 20年超 米国債 |
EVD ◎ | 超長期 米国債ETF | バン ガード | 2007 12月 | 80 | 0.07% | 残存期間 20-30年 米国スト リップ債 |
VGLT ○ | 米国長期 国債ETF | バン ガード | 2009 11月 | 63 | 0.05% | 残存期間 10年超 米国債 |
債権ETFの特徴
- 金利上昇局面では債権価格は下がる。
- テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)が開始すればFRBが債権を購入しなくなる。よって債券価格は下落する。
- 「BND」「AGG」は「BBB格付け債権」を約14%程度含むためリーマンショック級の暴落時に下げる可能性がある。BNDとAGGどっちがおすすめ?
- 株価暴落時に株式と同じ値動きで一緒に債権も下がってしまうと債権を売却して株式を購入するアセットのリバランスができない。よって債権を買うメリットが無い。
- BBB以上=投資適格債
- BB以下=ハイイールド債(ジャンク債)
暴落時に備えてEVDを20%ポートフォリオに組入、暴落した時にEVDを売却してGDXJ(金鉱山株ETF)など購入をしようと企んでいます。
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